洗濯機は動かすために必要なボタンを押さないといけません。パソコンもスイッチを押さないと電源が入りません。このように装置に対して何か信号を送ることを「信号を入力」するといいます。
○スイッチ
スイッチ内部には、リレーのように接点が入ってます。スイッチにもリレーと同様にa接点b接点があります。
押しボタンスイッチには種類があり、ボタンを押したときにONになり、放したときにOFFになるタイプをモーメンタリ型といいます。普通のスイッチですね。
他にもオルタネイト型があります。こちらは一度押すとONします。放してもONしています。もう一度押すとOFFになります。自己保持のようなことを、スイッチ側で機能的に行ってくれます。ちょうどボールペンのような感じですね。押と芯が出てきて、もう一度押と芯が収納されます。
○スイッチの配線
スイッチにもa接点b接点がありますが、中型の大きさ(スイッチに端子台が付いている)以上になると、リレー接点のような構造ではなくなります。このサイズになると、ユーザー側で自由に接点構成を変更できるような設計になっています。
そのため「COM」に対してa接点やb接点ではなく、単純にa接点b接点という接点になります。
a接点やb接点にはそれぞれ2個の端子台が存在します。a接点とb接点の片方ずつの端子を接続することで、接続された端子は共通端子となり「COM」になります。
○その他の入力機器
ここでは大きくスイッチについて説明しましたが、入力機器は様々な物があります。光電センサーやシリンダーセンサーなども入力機器になります。