構造化というテクニック

構造化という、少し難しそうな言葉が出てきました。構造化は、プログラムの作成方法です。近年、複雑な傾向になるプログラムをシンプルに作成できる方法です。

○構造化

制御において同じ動作が複数ある場合、何回も同じ動作をするプログラムを描く必要があります。ねじ締め装置のプログラムは、ねじ締めを行う部分を何回も書く必要があり、大変です。

構造化は、このねじ締めの部分を別の場所に描き、メインプログラムから実行するのみとなります。この別の場所に描いたプログラムをサブリーチンと呼びます。メインのプログラムはふつうにスキャン(演算)していますが、サブルーチン部分はプログラム「END」外にあるため、通常はスキャンしません。命令を実行したときのみスキャンするため、スキャンタイム短縮にもなります。構造化は、細かい動作部分を1つのプログラムとして作成します。もっとわかりやすくいうと、専用の命令(ねじ締め)を作成するイメージです。

○引数と戻り値

構造化を実用的に使用するには、引数と戻り値を理解しておく必要があります。あるサブルーチンに値を与えて演算が終わると答えが返ってきます。与える値を引数、返ってくる答えを戻り値と呼びます。

サブルーチン:a+100=b

例えば、上のようなサブルーチンがあるとします。aに10を代入してサブルーチンを実行すれば、bに110が入ります。このaに代入する10という値が引数で、答えの110が戻り値となります。

プログラムは先頭から演算していき、ENDで先頭に戻ります。サブルーチンを書くときはENDの前にFENDと書きます。プログラムはFENDで先頭に戻ります。このFENDとENDの間にプログラムを書くのです。この場合、回路の左側に「P0」のように番号を書いてください。

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