シリアルコミュニケーションを使用して、RS-232Cと呼ばれる通信を行います。通信は相手からたくさんのデータが取得できますので、幅広い制御が行えます。
○専用命令
シリアルコミュニケーションへの配線と設定が完了したら、プログラムを作成します。バッファメモリへのアクセス命令の説明を先にしましたが、まずは専用命令にてデータ受信します。
○プログラム
プログラムの前に通信設定を行ってください。PCパラメータのスイッチ設定を行い、PCパラメータをシーケンサーに書き込みます。書き込み完了後、シーケンサーを再起動させてください。シーケンサー起動時に通信設定は反映されます。
○プログラム(送信)
シーケンサー側からデータ要求コマンドを機器に送ると、機器側からデータが送られてきます。このようにコマンドを送信することも可能です。この送受信データもASCllコードのため、処理が必要です。
データ送信は、G.INPUTをG.OUTPUTに変更すればいいのですが、送信用と受信用のデータレジスタは違うアドレスを指定しておきましょう。
受信データは無条件にCPUに読み込んだ方が良いです。受信に条件を付けるのであれば、一度CPUに読込んで、そのデータを使うか破棄するかに条件を付ける。バッファーがたまるとエラーとなるためである。