電動シリンダーを操作する

最近、安価になってきた電動シリンダーを使用します。電動シリンダーといってもエアシリンダーのようにコンパクトになっています。動作も簡単なことから、機会があれば使っていてください。

○専用のプログラムを作る

電動シリンダーは、エアシリンダーとは異なり、ストローク範囲内であれば自由に停止できます。停止ポイントを登録し、シーケンサーからポイントをBCDやMOVなどで出力し、スタート信号を出すと、そのポイントまで移動します。

例えば、電動シリンダーの1ポイント目を引端側、2ポイント目を出端側、3ポイント目を中間位置に設定します。中間位置に移動したい場合は、BCDやMOV出力で3を出力し、スタート信号を入れると3ポイント目に移動します。

移動先ポイントを出力してスタート信号を出力するプログラムになりますが、動作プログラムの中でこの部分のプログラムを描くと大変なので、簡単に操作できるように専用プログラムを作ります。

ここでは、わかりやすくBCDと書きましたが、MOV命令であれば、16進数のため16ポイント出力可能です。BCDは10で桁上がりしますので、すべてのポイントを使用できません。また、プログラムを作るといっても、特に作り方に決まりはありませ。

○使い方

使い方は簡単です。移動先のポイント用データレジスタを使います。データレジスタに移動先ポイントを書き込んで、実行パルスを出します。この実行パルスで電動シリンダー専用プログラムを動作させるようにします。

動作プログラム内ではデータレジスタにポイント転送して実行パルスを描くだけです。ポイントを変更したい場合は、データレジスタに転送する値を変更するだけです。これだけで動作します。このように、動作する仕組みをプログラム内に作ることで、全体的にシンプルなプログラムになります。

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