シーケンサー(PLC)へ入力信号を入れます。シーケンサーへの配線接続を行わないと、シーケンサーへ信号の入力はできません。
○入力について
「X」というのはシーケンサーの入力のアドレス(記号)です。「X0~番号」が付いている端子台が並んでいると思います。ここに信号線を接続していくのです。つまり端子台の数しか入力はできません。実際に設備を製作するときはl/0(入力や出力のこと)の数をよく確認しておく必要があります。
リレー制御では、センサーでリレーを動作させ、そのリレーの接点を利用してリレー回路が動作しました。シーケンサーでは、センサーでこの「X」という接点を動作させるのです。
○PLC出力端子への配線
出力端子の説明です。シーケンサーに信号を入力し、プログラムを作り動作させても、出力がないと設備や機械は動作しません。入力端子と同じように出力端子側も接続する必要があります。
○出力端子への配線
「Y」というのはシーケンサーの出力のアドレス(記号)です。「Y0~番号」が付いている端子台が並んでいると思います。まずランプを点灯させることを想定していきます。ランプのプラス側に電源からプラスを接続しておきます。そしてその横にあるCOM0(数値の0)に電源のマイナスを接続します。このときXのCOMとは違うので注意しましょう。
次にランプのマイナス側に「Y0」を接続します。この状態でシーケンサーからY0を出力されるとランプが点灯します。